うみねこのなく頃に EP8

終了してから2か月くらい経ってますが、当時友人に送ったメールなんかを見返しつつ感想。






!!以下ネタバレしかないので未プレイの方&あんまいいことは書いてないので、うみねこEP8最高!という方もブラウザバック推奨!!






前にちょっと書きましたが、全部プレイし終えて、考察サイトなんかもざっと見て、それで今自分が赤で言えるのは


うみねこはとんでもなくタチの悪いゲーム


だな、ということ。


EP5や6で「考えればちゃんと答えを導き出すことができるミステリーだ」ということを示している以上、
出題者は解答を大多数の読み手が理解できる(であろう)形で提供する必要がある、
というのが「ミステリーのルール」なんだと思います、私は。
例えそれが「オヤシロ様の正体は○○」とか、「卑弥呼の密室を作ったのは○×(※実在するミステリ作品です)」みたいに、
読み手の大半が「はぁ?!」となるようなものであってもね。
実際、割と初期から出ていた紗音=嘉音というトンデモ説がどうも正解らしいということからも、
解答は「そりゃ辻褄は合うよ?!でもさー…」と言いたくなってしまうくらいとんでもないものなんだろうけれど、
その「何か」すら曖昧にしちゃうのはルール違反なんじゃないかな…。


けど、作者はあれがすべてだって言ってるんだよね。理解できないのは読み込みが足りないからだと
(で、ちゃんと推理してる読者は浅ましい山羊で、そうじゃない読者は敗者もしくは努力しない豚だと…)。
うみねこは、どんなに滅茶苦茶でも勝てればOK、何でもアリの魔女バトルの話。
100人中99人が理解できなくても答えはちゃんと示してるんだからミステリーなんだ!って開き直られちゃったらそれまで。
うまく表現できないけど、そういう意味でタチが悪いな、と。


EP7を終了したとき、これ以上の答えはもしかして示されないのかも?という予感はしてたので、
8をプレイした後(正確には先に終えていた友人からネタバレ抜きの感想を聞いたとき)も、
当たって欲しくなかった予感的中か…という落胆くらいで、裏切られたというほどのものはなかったです。


でもさー…。どうすればいいんだろ、この置いてきぼり感。
物語には曖昧な部分を残しちゃいけない、なんて言うつもりは毛頭ないです。
真実を暴くことが正義とは限らないし、知らない方がいいこともある。うん、その通り。
しかしミステリーと銘打った作品の、よりによって解答の部分でそれやったらダメだろ…。


序盤のクイズや、犯人当ては面白かった。八城十夜の正体とか、あの辺りのエピソードは、単体では嫌いじゃないです。ラストのくだりも。
ただ、EP4のときからちょっとずつ感じてはいたんだけど、魔法って本当に素晴らしいものなのかな…。
「魔法」ルートの縁寿の「みんな生きてる」っていうアレ、現実逃避としか思えなくて。
9歳児ならともかく、18歳で本気で魔法を信じて心の中にいる死者やオトモダチと話してたりしたら電波ちゃんだよ…。
作者的には多分不正解の「手品」ルートの方が余程共感できました。


ずっと大好きだったベアトにも戦人にも、もうかつてのような魅力を感じなくなってることが寂しい。
面白ければそれでいいベルンや、真実を何が何でも暴いて白日の下に晒そうとするヱリカの方がいいよ…。


先述の、読者に対するスタンスとか、魔法バトルが長くて退屈とか、そんなのはもう些細なこと。
プレイし始めたのが2008年で、それから3年間、夢中で物語を追って行った先に待っていた結末がこれなのかと思うと、いろいろやりきれないです…。

漢パラダイス

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

スピン元の『Fate/stay night』に興味があって、PCで体験版やったりアニメをちょっと見たりはしてたので、世界観や登場人物はわかるからいけるかな?と購入。
予想を裏切らない漢祭りでした。
7人いるマスターは全員男でほとんどがしっかり成人というより何名かはおっさんの域に近づきつつあるし、
それぞれが従えるサーヴァントもしっかり女性なのは1人であとはイケメン2人と筋肉ダルマと超・人外とか、
メインの登場人物聞いて美少女ゲームのスピンオフだなんて思う人間はまずおるまいよ…。
中身はと言えば、妻子持ちの愛人持ちのくせして対戦相手のマスターが気になってしょうがない魔術師殺し(29?)とか、
魔術師の名門家系のおっさんとか、異端狩りの神父とかがいろいろ策略巡らせまくって罠を仕掛けてみたりサーヴァントを戦わせてみたり、
美少女と仲良くなるどころか、むしろ清々しいまでの「男と男の勝負!女はすっこんでろ!」ワールドでございます(セイバー除く)。
と言っても女性陣も魔術師や兵士やホムンクルスだけどな!
多分唯一の10代でヘタレ中二病気味魔術師のウェイバー&豪快筋肉ダルマオヤジ・ライダーの漫才なやりとりに和む。
全体的に理解とか無理な思考回路の方々だらけだからな、殺人鬼とかいるし…。
登場人物では今のところライダーコンビとセイバーがお気に入りです。超がつく生真面目で最強の騎士な女の子、いいなぁ♪
まだ2巻の途中まで。序盤も序盤なので、もうちょっと読み進めていきたいと思います。

コミカライズ!

ラッキードッグ1 BLAST 1 (MFコミックス ジーンシリーズ)

ラッキードッグ1 BLAST 1 (MFコミックス ジーンシリーズ)

由良さんの絵と雰囲気が似てるので絵柄には違和感なかったです。
1巻は体験版の収録部分とほぼ同じ、脱獄直前までの話。
BL誌掲載じゃないので直接的な場面はないけど、脱獄編の各幹部とのエピソードは構図まで割と忠実に全員分あり。
元のゲームは脱獄以降は必ず幹部の誰かのルートに入るから、2巻以降は完全にオリジナルの展開になるんだろうか。
今のところ原作の展開をちゃんとなぞりつつ、普通に面白く読めるので期待できるかも。

原作はBL&美少女なんだっけか

生活環境が変わった影響で、ほぼ1週間ぶりにパソ立ち上げた…。
やることが多すぎて思ったように時間が取れない現状、早くペース掴んでゆっくり小説やらマンガやら薄くて高い本とか読む時間を作りたいものです。

DVD買おうかまだ迷い中

輪るピングドラム キャラクターソングアルバム

輪るピングドラム キャラクターソングアルバム

輪るピングドラムに登場…はしてないんだけど、幻の3人組アイドルユニット、トリプルHによる、
エンディングテーマと挿入歌を集めたカバーアルバムです。
原曲は聴いたことがないんですが、元々男性のロックミュージシャン?の曲なので、歌詞はあくまで男性が歌うことが前提のもの。
それが少女(役の声優さん)の声で、ちょっと舌足らずでつたなく(けなしてるのでなくむしろその逆)歌われているのが不思議とハマってます。
特に好きなのは生存戦略シーンの「ROCK OVER JAPAN」と、「 BAD NEWS(黒い予感)」「魂こがして」なんですが、
気づくと全曲通して聴いちゃってることが多いかな。
正直最初は、生存戦略シーンのとイカレちまったぜ!!くらいしか聴かないかもくらいに思ってたのに、予想以上に良かったです。

冬の祭典・2011年

冬コミは1日目と2日目に参加してきました♪
1日目はほぼ始発で待ち合わせ時間ほぼぴったりに到着!同行の友人2人には9割方ダメだと思ったと言われましたが、
1.夏の1日目不参加の悔しさによる執念
2.鍋舞台観劇後のテンション効果
3.2009年夏以降発動のコミケマジック(各会期中1日限り)
この3つのおかげだね!


友人P嬢にいただいたクラムチャウダーと、駅前のサンクスで売ってた俺嫁おむすび(しゃけ)で腹ごしらえしつつ、列にてカタログチェックの上参戦!
BLゲのスペースではラキド本やら同人ゲームの体験版やら入手し、イザシズ本を求め西へ。
買い物がひと段落した後は、ビジネス街の蕎麦屋さんで昼食。
「私は地下鉄が一番好きかな」
「なじみがあるのは京浜東北や高崎宇都宮だけど、好きなのは地下鉄かも」
「地下鉄好きだけど、どっちかと言うと高崎宇都宮派だな。あと東武も」
「やっぱり千葉はヤンキーってイメージなのかね…(by千葉在住某嬢)」
「埼玉乗り物は垢抜けない純朴青年だよね(by埼玉在住R霧)」


※うろ覚えで大体こんな感じ


鉄道擬人化サークルさんの本の話をしてるだけなんだけど、知らない人が聞いたら、完全に鉄子の会話だよね…。
別のイベントに参加するという友人ズと別れ、家路へ。
翌日の仮装用のリボンを手縫いとグル―ガンで何とか形にして、夕食→地元のスーパー銭湯で芯から温まる。
グル―ガン、前回衣装を製作したときに初使用だったんだけど非常に便利! 何で今まで使ってなかったんだろう。


2日目はいつも通りゆっくりにもほどがある出発…の前にピングドラム最終回視聴。


…泣いた。


高倉兄妹も、苹果ちゃんも真砂子もかわいいよ〜!ゆり&多蕗は幸せになっておくれ!そして通常稼働の2号と眞悧の「マジで?」に吹いた。
よくわかんない部分もいっぱいあるけど、それを補って余りあるラストでした!


そして案の定待ち合わせ時間ぎりぎりになって本を買いに行く暇がなくなったっていうね…(待ち合わせには間に合ったからー!)


友人M嬢と合流して更衣室へ。場所変更&人混みの相乗効果で入るまでかなり並んだ…。
2日目のコス広場は、本のジャンルに関係なくいろんな作品がそろってて最近コスだけのイベントにあまり行ってなかったから、見た目にとても楽しかった♪
ピングドラム仮装の方々にも写真を撮らせていただけたし(プリクリ様&眞悧が多かった)!
第二広場で見かけた某作品の30人くらいの大集合、半分くらい女装でびっくりしたけど、皆楽しそうで和んだ。
毎回思うけど、こういうお祭り感覚のコスが見られるのは、コミケならではだなぁ。


終了後はディズニーランドホテルのビュッフェで打ち上げ。
うみねこの決着のつけ方に全く納得いかない件とか、学園ヘヴン2楽しみとか、ブサメン男子とか、
昭和と平成・90年代と21世紀の画風の違いとか、そんなことをつらつらと4時間は話しつつお開きに。


参加された方、今更ではありますが、お疲れ様でした!


トリプルHのアルバムとか、読んだ小説&マンガの感想とか、うみねことか、その辺りはまた次回以降。

新年とっくにあけました2012

既に七草粥も終了している時期ですが、今年もよろしくお願いいたします。


昨年は3月に大変なことがあったのはもちろん、それ以外でも価値観や考え方ががらっと変わるようなことがいっぱいあって、
考えること盛りだくさんで、気の休まることが少なかった気がします。
ダンガンロンパ→鍋→ピンドラ、その間にBL小説とかまどマギとか、1年でこんなにジャンルが変わったのは珍しい…。
無論ラキド(ハピラキライフ積んでるけど…)やイザシズへの萌えも健在な訳で。


しかし、条件つきとは言っても血縁CPとか、年の差10歳以上の年上受けとか、年々BLCPの許容範囲が広がってるのはどうしたことだろう…。
そして冠ちゃんは基本うけだとおも(強制終了)


今年は一体何にハマるのか、はたまた萌え再燃なのか、全く読めませんが、お付き合いいただけると嬉しいです、とても。