ダメなの?そもそもBLなの?BLってナニ?
と、いう作品集2冊。
- 出版社/メーカー: ブックマン社
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ボツになったり、作家さん自らボツにした「BL的にダメ」なアンソロです。
あくまで「商業ベースのBLとしてはイカン」作品を集めたものなので、楽しめるものも多かった。
ただ、掲載OKなBL誌となると…あんまりなさそうかも(苦笑)
足フェチ(ちょっと女体)、古墳時代、ムエタイ、ドラァグクイーン、爺×爺、借金まみれの男×893の息子、ロードレーサーのお話が好きでした。ってか普通に萌エた。
借金まみれの男×893の息子って全然ダメじゃないどころか定番寄りだと思ったけど、
作風的に求められてないだろう、ってことで自らボツにしたとのことです、そういうのもあるのか。
BL誌でダメなら他の雑誌って訳にもいかない内容ばっかりなので、同人誌でくらいしか出せなそうな作品を一度に読めて面白かった♪
- 作者: 西条公威,茶屋町勝呂
- 出版社/メーカー: スコラマガジン(蒼竜社)
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: 新書
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作家さんの評判は以前からネット上で見ていて、作品の評がどれも
「トラウマになった」「後味悪すぎ」「だがそれがいい!」とかそんなんばっかりでずっと気になってました。
何年ぶりかの新刊ってことで、実際のところ、半ば怖いもの見たさで入手したんだけど…。
前半は表題作含む「スペル・イー・エス」シリーズで、後半はネットで発表された短編集です。
で、「スペル・イー・エス」の方。
確かにグロテスクな描写は多い。生きながら腐っていく体とか、耐性ない人だったら最初の1話で即封印ってレベルかと。
でも、残虐な描写が続くという類のものではなく、むしろ美しいと思えた。
登場人物たちの狂気の中にある愛情や、純粋さといったものが際立ち、
三浦悦子や天野可淡といった球体関節人形作家の作品集を見ているのに近い気分でした。
(ので、ベルメール系の球体関節人形の類がダメな人は覚悟しておいた方がいいと思う)
BLの部分ですが、主人公は男女両方と関係持つし、男女、男同士、女同士、近親相姦なんでもアリ。
そういう意味では、これってBLなの?と首をかしげたくなったり。あと、物理的に痛そうな描写ばっかりです。
後半に収められている短編は、どれも猟奇や直接的なえろす描写はなくて、ライトな作品が多め。かわいいだけの話かというとそうでもないですが。
「生まれない子供」が唯一「スペル〜」に近い雰囲気かな。
「スペル〜」がかなりツボだったので、こういう感じの話をもっと読んでみたいけども、古本になってしまうのかな。
他の作品はネット配信されてるので、SNSでお勧めしてもらったものあたりから読んでみようと思ってます。
英霊と平安エッセイスト
- 出版社/メーカー: movic
- メディア: 単行本
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フルカラーの設定資料集でかなり読み応えあり。帯にあるようにネタバレしかないので、全巻読破後の閲覧をおすすめします。
各サーヴァントのプロフィールの「幸運」の値に吹きました…そうだよね、ディルさんとアサシンは…。
アイリって思ってたより小柄なのね。体重が見た目に対して若干重い気もするが…ま、ホムンクルスだからな。
女性陣では意外にソラウ様が一番長身、と。アイリや舞弥の方が大きいと思ってた。
男性陣はおおむね想像通りかな。ケイネス先生でかい&ウェイバー小さいな(だがそれが良い)。
用語辞典と対談も面白かったです。舞弥の裏設定がかわいい…。
てかラストのあのシーンの桜のモノローグってどんなだったの?!アレでかなりマイルドって…(茫然)
アニメ二期は毎週リアルタイムで見てます。毎回誰かがおなくなりに…。
ソラウの発音って、「ソ」じゃなくて、「ラ」にアクセントがあるのね(おでんと同じ発音)。
全体にそうなんだけど、特にこの前の切嗣過去編は、アニメ独自のシーンも加わってかなり完成度が高くて大満足!
エンディングテーマの「満天」にぞくぞくした。ナタリアさんイケメン過ぎ。
普段のエンディングも好きです。そうだよね、最初はこの二人ってこうだったんだろうね、って辺りから始まって、幸せそうになっていくところがもう…!
ギルガメッシュはエラそう過ぎて何だかなーと思ってたんだけども、回を重ねるごとに徐々にかわいく見えてきて
17話の瞬間移動しまくりシーン移行、目が離せなくなりました。
来週は雁夜おじさんが…ああああ(嘆)
姫のためなら死ねる (1) (バンブーコミックス WIN SELECTION)
- 作者: くずしろ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2011/05/07
- メディア: コミック
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1巻なかなか見つからなくて結構探した。
清少納言@ダメな大人27歳が、中宮定子様13歳に終始ハァハァしてる百合な4コマ漫画です。
枕草子は高校の授業で習った程度だけど、確かに二言目には「さすがは定子様!」「まぁ、定子様ったら…」と、
定子様萌えに満ちてたもんなぁ…。
元引きこもりで定子様しか見えてない清少納言のダメっぷりがかなりキてます。
多分唯一の常識人の弁官のツッコミが的確過ぎて…。
見た目エロい&卑猥な小説(例の物語文学のこと…特に間違ってない)書いてる紫式部とか、
定子の従妹で紫式部大好きな彰子とか、少納言大好きだけど素直になれない同僚の紅式部とか、他も結構ダメな感じ(たまに少納言がツッコミに回るくらいだし)。
でもって、実は定子様もまんざらでもないのかね?良かったね少納言…。
あららら
最近、別件でそれなりの量の文を書いてるせいか、気づいたら1か月以上放置してました(汗)
こんなだらだらした感想もどきでも、文章書くのって力がいるのね…。
なんかいろいろ
今年の四月一日ネタ、ニトキラとピルスラ(というよりビトロ様と神学校)は
期待を裏切らずビトロプラスキラルにDJセディと相変わらずの高クオリティで腹筋崩壊したよ畜生!
エイプリルフールネタにおいては毎年BLゲームブランドの頂上決戦だと思ってますが、
流石に長く続いてるのでビトロ&神学校はそろそろ打ち止めかしら。
BLゲーム以外ではカッコカワイイ青エクもヤバかったwww
そして、リアルタイムではないんだけど
うし どこかたのむ
って
戦車男〜!!
ウェイバーはとうとう性別の壁超えちゃったし、エルメスたんならぬエルメロイたんだし、イスカンダルはアキバ系ミリオタだし、
引きこもりギルはなんか暑苦しいし、綺礼はエプロンだし、わかってやってますよね色々って感じでああもう素晴らしい。
確かこれ自体は3年くらい前のネタなんだよね、アニメのサイトにあったグッズはマジで販売すればいいのに!
て言うか何なの蝉時雨ってええええ!!
全然知らなくてpixivのレン&真斗見てのけぞったが時は既に4月3日…
この日はJ庭で買い物後、急に思い立って法務図(仮)の続編見に行ってたのであまりパソコンの前にいられなかったからなあああ…。
んで法務図ですよ。
(若干ネタバレにて注意)
もう何なのあの武闘派探偵おじさん、全身タイツだったり女装だったり、結婚前で浮かれてる助手に対して相変わらず悪態つきまくったり、ラストに至るまでツッコミどころ満載で何度変な笑いをこらえる羽目になったことか!
話が若干戻りますが、そんな訳で最近つらつら書いてるようにFate/Zeroとても面白いので、
気になってる方はアニメ二期が土曜日深夜から開始のため是非♪
後半戦は剣戟銃撃爆破の嵐、血みどろどろどろの毎回誰かがあの世行きと言っても過言じゃない、
大団円なにそれおいしいの?な、お先真っ暗展開だけどね☆
あと1巻!
- 作者: 虚淵玄,武内崇
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/11
- メディア: 文庫
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うーわー…。
ランサー陣営……雁夜おじさん……(涙)
全体的に救いようのない話とは聞いてた気がするけど、後半の展開が破滅への輪舞曲過ぎてあららららーい…
取り敢えず切嗣さんマジ外道。
取り敢えず綺礼さんマジ鬼畜。
この二人、この巻に至ってもまだ会ってないんだよね、それが意外と言えば意外。
うっかり見てしまったウィキ的なものにより、最終的に誰が残るのかある程度はわかってるんだけど、外道vs鬼畜の所業を思うと先行きががが。
イスカンダル&ウェイバーとセイバー@シカトされっ放しの存在が救いだよ、本当…。
アニメもちょっとだけ見まして。絵と音がつくと、残虐シーンの凄惨さが際立つなぁ…。
ただ、映像も音楽も美しい!原作ではそんなに思わなかったんだけど、アイリ可愛いなぁ。
もうすぐ始まる二期が楽しみです。しかし、多分二期って、文庫4巻の途中辺りからだよね…お先真っ暗じゃん…!
めがねばっかり
「眼鏡好きは眼鏡キャラが好きなのではなく、眼鏡そのものが好き」
といった内容のセリフがとあるマンガ(読んだんだけどそのセリフは忘れてた…)にあるらしく、
それをブログだったかサイトだったかで引用していた人は半信半疑だったようですが、リアルで同じことをのたまった眼鏡好きの御仁を知っています(・∀・)
それはそうと眼鏡受尽くしの感想。若干ネタバレなくもなし。
- 作者: 桜賀めい
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: コミック
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スピン元の「ワルイコトシタイ」も、ヤンキー永遠がアホの子でかわいかったけど、
こちらはこの2人の話があると知ったときからツボるだろうと確信→携帯配信で読んだ後、コミックスも購入。
お話自体は確かに典型的な「年下チャラ男×意地っ張り真面目君」ではある。
しかし照れるユキちゃんのかわいいさといったら…萌えるんだからしょうがない!
携帯だとえろすなシーンは黒塗りや白ぼかし多用なのでよくわかんなかったけど、思ってたよりそっちは濃い目でした。
あとこの作家さんの書くギャグ顔がほほえましくて好き。
痛姫 (フィールコミックス) (Feelコミックス オンブルー)
- 作者: 七木桂
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: コミック
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元々携帯配信だったらしいけどそっちは知らなくて、レビューなどで評判良かった&書店で試し読みして面白そうだったのでコミックスを。
携帯コンテンツらしくえろすシーン多めなのは予想通りとして、正直期待してなかったのに思った以上にストーリーが良かったです。
受の敬太が萌えキャラ(ルリノたん)の抱き枕やコス衣装
(自分が着るためでなく存在を身近に感じるためとかそんな理由らしい…もちろん着させられる)持ってたり、
「カワユスなぁ」「〜ですから」「氏ね」とか日常的に口走ってたり、言動がしっかりキモヲタで笑った。
敬太→百瀬に惹かれた訳はともかく、逆については何でだろ?と疑問でしたが、それも終盤で明らかになり。
こういう話は、恋と同時に他のことも上手く行きまくることが少なくないけど、
そうでもなかったのが恋愛含むいろんなことが発展途上って感じで好印象でした。
しかし百瀬が女の子を自宅に上げてた場面、やっぱり浮気だったのかね…?
- 作者: 海野幸,麻生海
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2012/01/24
- メディア: 文庫
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1作目を読んだ後、まだまだ謎の部分が残っていたし、主人公たちも脇のキャラクターたちも魅力的だったので、続きが出て嬉しい♪
攻の加賀美は893と言っても飄々とした性格の上、長く一線を退いていて前作で復帰したばかりなので、あまりそれっぽくはないです。
物騒なシーンもあるにはあるけど、メインは税理士・玲司のお仕事大作戦なので、派手さはあまり感じられず。
けども、小出しにして抑えてる分、却って一般人から見たそっちの世界の怖さや得体の知れなさがにじみ出ていて、それが何となく新鮮でした。
1巻のラストで晴れてくっついた後もとにかく玲司が素直じゃないので、
このままデレ度低めのままラストまで突っ走っちゃったらどうしよ…と危ぶみかけたよ…。