BL本が片付かない

http://www.nicovideo.jp/watch/sm541374
ニコ動より。…母にはまだバレてないと思うけど特に冒頭部分に思い当たる節があってイヤな汗が…。
元ネタの曲の替え歌ではハルヒの男子陣のが特に笑える。びーえるさいこう(by古泉)…


エス 咬痕 (SHYノベルス 133)

エス 咬痕 (SHYノベルス 133)

1ヶ月くらい前に読了してたんだけど、他の感想を優先させて延び延びになってしまった。
エス」シリーズの2作目です。
今回はメインの他にもう一組カップリングが出てくるし、
相変わらず主人公は仕事の鬼なので攻の出番は1巻よりは少ないんですが、その中で
「六本木の地上40階のマンションのバルコニーに静謐なまでの孤独を背中に漂わせて立つ非の打ち所のない美貌
(&日本人離れした体格)の男」
という描写に吹き出しかけたのは私だけではないと信じたいです…(ミラージュ29巻の某橘氏を思い出すなぁ)。
サブカップリングは、主人公の同僚の刑事と、そのエス(警察に情報を提供するスパイ)で
大物ヤクザの愛人になっている青年。
この巻で起きる事件の犯人はすぐわかっちゃった&結末も何となく予想はできたものの
全体に流れる雰囲気が重苦しくて、読後しばらくはその感じが抜けなかった。
でもさー主人公、いくら攻に惹かれていても、刑事とエスとしての立場を越えてはいけない、と繰り返し自分に言い聞かせてるけど、
前述のような状態で突っ立ってる攻のところに前触れもなく訪れ、何も言わずに背中にそっと額を押し付け
→向き直りほとんど言葉も交わさずに見つめあってキス、ってさ…
既に越える越えないとかいう次元じゃないよねソレ(苦笑…カラダの関係はあるとは言え)
読み終わった後に何となく、最初特に気にとめてなかった扉絵(目次の後のモノクロのタイトルバックね)
を見たら、それの意味するところがわかって軽く目を見開いてしまったりも。
あと、1巻目のときに書くの忘れてた挿絵のこと。
表紙や口絵見たときは正直そこまでとは思ってなかったんだけど、本文のカット、
特にキス及びそれ以降(あはは…)のシーンはものすごい色っぽくて驚いてしまった。


この前ドラマCDも聴いたんで、次回の更新時にでもそっちの感想もアップしますね(多分)。


もう1作。
先週、友人P嬢と話してたら、このカテゴリーの感想が「刑務所とか極道とかそんなんばっかだよねー」
「えーまた任侠?好きだねぇ」とか言われまして…。
に、任侠が好きな訳じゃないんだからっ…!
同じ作家さんのばっか読んでたり、たまたまそういうのが重なっただけで、こういうのも読んでるんだからねっ…!
言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

ニュースサイトのレビューコーナーにあって面白そうだったので書店でパラ見→その場では買わなかったものの
続きがどうしても気になって後日探しに行ったらどこの本屋にも置いてなくて、数軒目でやっと見つけて購入に至ったのでした。
3年前から突然人の心の声が聞こえるようになってしまった受と、受を一途に慕う攻(4つ年下につき敬語)のお話。
二人が相愛になるまでの前編と、その後を描いた後編からなってます。
とても甘くてかわいいけど、ちょっと切なくて、でも最後は二人とも成長(って表現は変かな?)していくストーリーで、読後は爽やかな感じ。
挿絵もそんな本文とぴったり合ってました。
受が29歳、攻が25歳にも関わらず、二人とも高校生くらいに見えるけど、まぁいいや(^^;)


(簡易検索用)作者名:英田サキ 砂原糖子