いや「最低限」じゃないですが

横浜トリエンナーレ2008に行ってきました。メインの新港ピア中心に3会場のみ。
今回は映像作品多め、かつ天井まで届くような巨大オブジェとかがなく、前回よりも小ぢんまりとしてたような。
会場が何箇所かに分かれてたのもそう思った要因かなぁ。三渓園も見ればまた印象変わるかもだけど。
新港ピアの展示では、割れた鏡に囲まれた部屋とか、振り幅を変えながらゆれ続ける振り子とか
映像作品では、街中にある現代美術?のオブジェが音楽に乗って次々表示されるものとかが面白かったです。
あと、熊(というよりパンダ…)とネズミの着ぐるみが出てくる映像がありまして、
そのスペースから少し行ったところに、さっきの着ぐるみ2体が眠ってた(近寄ったら胸が上下してた…)のに驚いたり。
赤レンガ倉庫は映像中心かつ展示も少なくて、これ!という作品にはめぐり合えなかったんですが、
後でネットの感想めぐってみたら、順番待ちしてる人が多すぎて断念した2階廊下の作品がちょっと楽しそうでした。残念。
その後、10分くらい歩いたところにある日本郵船海岸通倉庫へ。
入る前に「トリエンナーレ応援」リヤカーに落書きしてみたり。
1階の展示のうち列ができてた方は、着いたときまだ3時過ぎだったにも関わらず
「今並んでもご覧になれない可能性がございます」とのことだったので、後回しにすることに
(全部見た後にもう一度行ってみたら入場締め切りになってた)。
で、1階にあるもうひとつの作品を見たんですが…事前に聞いてはいたし、扉の前に注意書きがあったから覚悟はしてたものの
入った瞬間、壁の左右に並んだスプラッタ写真に「うわコレ駄目かも…」と慄き、一応奥まで見たけどすぐ出てきてしまった…。
一緒に行った友人は「豚とかの内臓を人間の上にのせて、それっぽく撮ってるだけだよー」と平気そうだったけど
アレはきつかったよう…。ので、同様の注意書きのあった3階の映像作品もパス…。
他の、紫を基調とした和風の衝立+地面の一部に砂を配置した作品や、布の垂れ下がった部屋とかは良かった。
1階まで降りていったら、トリエンナーレとは違うイベントで、天井から釣り下がったたくさんのTシャツの海の中で
自分の着たTシャツの背中に絵の具を塗りつけ続ける男性のパフォーマンスが行われており、しばらく鑑賞。
あと、私は1回しかお目にかかれなかったんですが、時々屋上から姿を覗かせていたという「リアルのび太君」、彼は一体…。