オトコノコとオンナノコの純愛モノだって読むさ…ごくたまには

異種族交流（どっちも男）とか、女子同士とかもあるけど。

曲がり角のボクら (花とゆめCOMICSスペシャル)

メロディ掲載の少女マンガ作品集です。
表紙絵よりも、カバー下のカラー絵の方がふわっとした色使いがキレイ。
ぶっちゃけ作風はエロティクス・エフ掲載作やボオイズラヴの方が好みなので、前作の「片恋の日記少女」然り、
ストーリー的には「良くも悪くも何となく納得」程度のものが多かった。
けど、阿部くんとか黒羽さんとか、娘溺愛のパパとか、表題作のロングヘアの女の子とか黒髪の男の子とか
キャラクターがやたらと魅力的でかわいかったです。
未発表の吸血鬼の話だけは「メロディのカラーを見誤っていた頃の」未発表の投稿作
（エロティクス〜のインタビューにあった作品かな）ということで
エログロ系作品からえろすと毒々しさをかなり薄めてコメディ色を強く出した感じで、展開的にもひとひねりあるこちらが一番楽しめた。
あと、前にも書いたかもだけど、この人の描くギャグ顔や描き文字台詞、笑えるんだけどどことなくほほえましくて良いなぁ。