セイレムの魔女たち その2

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〜シナリオとか色々〜
シナリオはほぼヒロインごとの一本道。
選択肢も少なく、1ルートは長め。スキップ使用でも4〜6時間くらい(計ってないので正確な時間は不明)かな?
テキスト中には、「教導権」とか「会衆派」といったようなあまりなじみのない歴史・宗教用語がよく出てくるのですが、
そういった用語はクリックすると解説が出てきます。
これが結構詳しいので、なかなか勉強になる、というより読まないとストーリーの流れとかよくわからないかと。
なので、字読み続けるのを苦痛に感じる人にはちょっと辛いかもです。
先述の通り歴史モノで、超常現象とかは一切ナシ(まー主人公の強さやジュリアのライフルの腕はある意味それだけど)。
魔女狩りの話なので全体的には重めですが、結構ギャグも多いので暗くはならないです。
特にソフィなんて、ヒロインのくせにルート入らない限りずーっと3頭身姿で、
微妙に危険なパロネタも交えつつことあるごとに主人公をおちょくってくるし。
展開的には、
ヒロインと仲良くなる→彼女が魔女として糾弾されかかる→更に悪役のせいで危うしヒロイン
→悪役やっつけ、事件解決めでたしめでたし
の勧善懲悪王道路線。
ただ、この悪役というのがカトリックの神父でして、その辺気になる人は気になるんじゃないかな。
メインヒロインは4人。皆7年前に起きた魔女狩り事件がキッカケで村人から敬遠されていますが、
結構たくましいです。
個別では、一番話がよくまとまってたと思うのがメグ(家事担当のしっかり者)。
キャラ的に好きなのはジュリア(ライフルの名手、所謂ツンデレ)。
エミリー(市長の養女、魔女屋敷によく遊びにくる)も他ヒロインのルートだと、そのお嬢様っぷりとか、
ソフィと一緒に主人公おちょくってたりしててなかなか楽しかった。
ソフィ(元奴隷、容姿はろり系)は、3頭身バージョンと普通頭身バージョン、どっちも好きなんだけど、
性格変わりすぎで同一キャラとは思えなかったのがなぁ…。
主人公のケヴィンは、セイレムに来る前はロンドンの下町で不良っぽいこともやってたため、
性格は割とサバけてますが、牧師としては優秀。
窮地に陥っても自分の派遣された村の人々を守ろうとし、惚れた女のためには命も張る
熱血好青年ってところですかね。
他のキャラも、インディアンの女性アムカトリ、謎の神父(どう考えても男装の女性)ミカエル、
ケヴィンがセイレムに来るときに世話になった海賊船の面々、そこの船医で親友でもあるウェイン、
更にの村長のアホ息子でギャグ担当のウィリー(ケヴィン曰くデヴ)や村人達、敵なんだけど妙に憎めない傭兵三兄弟等々、
なかなか個性あふれる面々で、長いテキストも苦にはなりませんでした。


追加シナリオについては次回(今度はなるべく日をあけないようにします…なるべく)ちょこっと。