系統的に離れすぎなようなそうでもないような
- 作者: 由貴香織里
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/06/19
- メディア: コミック
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今回は「ヘンゼルとグレーテル」と「灰かぶり」。
灰かぶりはこのシリーズでは珍しいくらい可愛いお話(ヘンゼルとグレーテルのくだりを除けば…だけど)で、
ヒロインのボケっぷりが妙にツボった。アッシェンていう呼び名も良いなー。王子や某姉妹似のお姉さまズもなんか憎めなかったし。
ガラスの靴のエピソードは、本来すごいグロいことになる筈が、「そう来たかー」な改変の仕方で笑ってしまった。
予告からすると、次の巻でラストかな?
- 作者: 五條瑛
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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1巻目をハードカバーが出た直後くらいに読んで、以来何年もそのままになってたものの、
図書館に文庫版があったので、久々にこの作家さんの作品を読んでみた。
ジャンル的にはハードボイルドとはちょっと違う気がするので、一応ミステリーなのかな?
読みやすい文章で、日ごろこういうジャンルをあまり読まない自分でも、すいすいいけました。
…いや、某ジャンル限定なら歌舞伎町とか銃とかヤの字な人とか出てくる話2作程読んでたけど(汗)
しかし、どういう訳かこれが続き物だと思っていなかったため、1巻から引き続き登場の人やエピソードが出てきて、
あれーこれ誰だっけー?状態になること数度(流石に1巻の主人公とサーシャは覚えてたけどね)。
この巻の主人公は、子どもの頃に難民として日本に来たカンボジア人の男。
それに、前巻の主人公(他者視点だとかなり爽やかな坊ちゃんだなぁ…)や、やはり同じく故国を棄てて日本にやってきた少年、
謎の男やら中国系のマフィア、タイのグループなんかがからみ、やっと話が動き出した印象。
で、昨日本返しに行ったついでにハードカバーの棚見て、次巻以降の登場人物紹介を眺めてみたら…
巻を追うごとにどんどん人が増えてる…^^;