アライブ、デッド、アライブ、デッド…

Amazonのレビューをつらつらと見てたらふと目に留まり
「あ、『海馬が耳から駆けてゆく』の人のだよね、アレは笑ったなぁ。これも1回だけ本誌で読んで面白かったんだっけか」と
昨日の昼休みに訪れた書店でちらっと立ち読みしてみようかと思い、店設置の検索機で場所を調べてみたら
プリントアウトされてきた地図がとてもわかりづらかった…。
仕方なく店員さんに場所を尋ねたところ、場所教えてくれるだけでよかったのに
棚まで一緒に来て目的の本(地図に書名も印刷されてた)を探してくれまして。
棚になかったので、これは品切れかなーと思ってたら、足元の在庫引出の中を探って
「こちらでよろしいでしょうか?」と笑顔で手渡された日には…レジへ直行するしかありませんでした。
明るくて軽い内容の本読みたかったからちょうどよかったんだけど。

あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (UNPOCO ESSAY SPECIAL!)

あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (UNPOCO ESSAY SPECIAL!)

えーと、飲食店ガイドです。文とマンガがいっしょに載ってる「恨ミシュラン」風、ただし
「生きてるか死んでるかわかんない、入って食事するのがためらわれるとかいうレベルじゃないお店」の。
中には「入ってみたらちゃんと生きてた(内装も店員もマトモ&料理も普通かそれ以上に美味しい)」店もあるんだけど
「死んでる(文字通り、外観も内装も料理も何もかもが…)」な店が、筆者お2人の勇者っぷりに唸るしかないツワモノでして…。
ガムテープで補修された店内、挙動不審な店員、這い回るブラックインセクトは序の口、
出てくる料理は「バジルとタラコのパスタ」なんてまだいい方で、カビ臭い蕎麦やらおでんの具が入った中華丼やら…。
実際マジで食後にお腹下したり、リバースしてしまった所もあるそうな(冷汗)
特に、連載第1回の「中華飯店」と最終回の「ラスボス」が只者じゃないです。


実際に食べた人々はたまったもんじゃないだろうけど、あまりの異次元ぶりに何度か笑い過ぎて涙出そうになったので、
買って家でじっくり読むことにして正解だったかも…。