マジアカのミステリー&サスペンス検定はテンション上がる…!

まず表紙イラストに惹かれ(ワカマツさんの絵はロフトで着物姿の男女のポストカードに一目惚れして以来、
カレンダーを2年連続で買っちゃったくらい好きだったりします…特に和風の絵の色っぽさと言ったら…!)、
活字倶楽部で特集されてたのと、所謂オサレ系っぽい印象だけど創元推理文庫ならミステリとして期待できるかな、
と読み始めてみました。現在1話目のみ読了。

インディゴの夜 (創元推理文庫)

インディゴの夜 (創元推理文庫)

クラブ(DJがいる方の)みたいなホストクラブ「indigo」の経営者である30代の女性ライターと、
そこで働くホスト達が活躍する短編集です。
この女性ライター(フリーで主に実用書を手がける)が、ライター仲間の男性と副業でクラブを始めてみたら大成功してしまい、
望めば贅沢もできるのに「欲しいもの買って気に入った所に住むと安物ばっかり」で、
性格もちょっと男っぽくサバサバしており、「オシャレで面白い」ホスト達ともそれなりに仲が良い…と、
いうのはいいとしても、作家さん自身が女性で実用書のライターをされていたそうで。
最初はその辺が何だかなぁとも感じたけど、読み進めるうちにあんまり気にならなくなった。
お話もあっけなく終わるかと思いきや最後にひとひねりあって、1話目の時点ではなかなか悪くない印象です。
表紙の絵とあらすじに抵抗がなければ、ミステリとして普通に楽しめるかと。
しかし、この前に読んでた別ジャンルの小説(次回更新時に感想書きます…多分)もホストが主要登場人物にいて
歴史モノ連続に続いて今度はホストかよ自分…と、思わないでもなかったり(あはは)。